助けて．

気がつくと、『彼』が心の中に出てくる。

最後の台詞。



「あの子をいじめないでね」



あんなに長い時間を一緒に過ごしたのに、

あたしをそういう風に見てたんだね。



気づけなかったあたしもあたしだけど、

「なんで連絡してこなかった??」

あたしに言うけど、

あの日、連絡をする相手を、あたしじゃなくあの子を選んだのはあなただよ??



「あの子が羨ましい??」


あなたはそう聞いた。



あなたのそばにいたいけど、

あたしはあたしのままでいたい。

あの子にはなりたくない。


あたしはあたしだから。



あたしは自分が好きだし、



大事にしたい。







だから、あの子にはなりたくない。



そんな風にしかあたしに言えないあなたが可愛そうだった。




そんな風に言わなくても、2人の時間、誰にも言わない。





あたしは自分が大事だから。







すごい気持ち悪い・。