三つ子の魂百まで.

2006年1月24日
【人に怒られること = 嫌われること】


だと思い、無性に怖がってるあたし。



なんでだろう と、昨日考えてみた。



吐き気と共に スグに思い浮かんだ 保育園時代。


ある日、あたしは、子どもならよくある“ある失敗”をした。

それを見つけたT先生(今もフルネームで覚えてる。忘れるはず無い。)は、

犯人探しを始めた。

オオゴトになった。

あたしだ… と思いながら、怖くて言い出せなかった。


ついに犯人(あたし)を見つけ出したT先生は、皆を集め、

あたしの失敗を発表し、大声で叱った。

あたしは恥ずかしさと、皆の視線の恐ろしさに怯えながら泣いた。

T先生はそれを楽しむかのように 更に声を荒げあたしを叱った。

お迎えに来たおばあちゃんにもその一連の出来事を事細かに報告していた。

まるで、自分のしたことは、大きな手柄かのような顔で。


今もT先生、保育士をされているのかしら。

あたし、あなたが母親じゃなくて良かったわ。

数年の関わりで済んで良かった。


実家に帰ったとき、食事やサンで偶然 昔お世話になった先生達に出会ったりする。

お正月に母とオムライスを食べに行ったときも、

保育園のときお世話になった まり先生っていう優しい先生に会った。

まり先生、あの日、おばあちゃんに

「子どもならよくある失敗ですからね。大丈夫ですよ」

って言ってくれてた気がする。


T先生に会ったら、T先生はどんな顔をするかしら。

そしてあたしはどんな顔でどんな態度をするかしら。


心の奥ソコに残ったままのあの記憶が、

今もあたしを苦しくさせる。

【怒られること = 嫌われること】

【バレタラ叱られ、嫌われる。隠さなくちゃ。】



あの日のあたしを、あたしは抱きしめてあげたい。



先生、3歳のあたしにもね、羞恥心はあったんだよ。

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